悪意あるリプライを自動ブロック・・・Twitterの新機能「セーフティモード」

現地時間1日、米ツイッターは新機能「Safety Mode（セーフティモード）」を発表しました。これは、有害なリプライ、メンションを送るアカウントを7日間に渡り一時的にブロックする機能です。米国の一部のテストユーザーを対象にテストを開始しています。

■システムが有害なアカウントを識別
セーフティモードをオンに設定すると、侮辱や悪意に満ちた発言をしたり、何度も相手が望まないようなリプライを送ったりするアカウントをシステムが自動で判別し、7日間ブロック（ダイレクトメッセージの送信、ツイートの閲覧、フォローなどをされなくなる）します。
システムは、ツイートの内容、送信者と受信者の関係を考慮し、ネガティブなエンゲージメントの可能性を評価するとのこと。既にフォローしている相手や頻繁に交流している相手はブロックされません。
また、セーフティモードでフラグが立てられたツイートの情報や、自動でブロックされたアカウントの詳細情報はいつでも確認可能で、7日間のブロック期間が終了する前にこれらの情報をまとめた通知が届きます。

■ツイッター社は「会話」を重視
ツイッター社は、四半期ごとの決算報告のたびに「ユーザー同士の会話こそが大切である」という旨を発信しています。話題になっているトピックについて、ユーザー同士が言葉を交わし合うことがサービスの盛り上がりに直結するという考えです。
今回のセーフティモードの開発経緯についても、以下のように述べています。
「私たちは、お客様に健全な会話を楽しんでいただきたいと考えています。そのため、今回のテストでは、会話を中断させる可能性のある過剰で好ましくないやり取りを制限しています。私たちの目標は、有害な発言の普及率と可視性を低減することで、ツイートを受け取る側の個人をよりよく保護することです。」

いかそ
https://media-innovation.jp/2021/09/07/twitter-introduces-safety-mode/