経済学者「アフリカが貧乏なのは人口が多いから、人口が1/100になったら給料は100倍になる」ネトウヨ

アフリカ人口が1/100になったら──専門家「賃金上昇の可能性」
国際経済シンクタンク「グローバル・デベロップメント研究所」は10日、アフリカの人口と賃金の関係に関するシミュレーション結果を公表した。それによると、もしアフリカの総人口が現在のおよそ1/100に減少した場合、理論上は一人当たりの資源配分が大幅に改善され、平均賃金が上昇する可能性があるという。

報告書では、人口減少により土地や水、鉱物資源の分配余裕が増し、また労働力不足が賃金引き上げ圧力となると分析。一方で、国内市場の縮小や産業規模の縮小など、経済成長の鈍化要因も指摘された。

「人口が減れば単純に給料が上がるという話ではない。産業構造や教育水準、政治安定が伴わなければ、長期的な発展は望めない」
――研究所主任アナリスト

現在、サハラ以南アフリカでは世界全体の極度貧困層の約6割が集中しており、急速な人口増加が雇用・教育・医療の整備を圧迫しているとされる。報告書は「極端な人口減少は現実的ではないが、人口増加率の緩やかな低下と産業高度化を並行して進めることが重要」と結論づけている。
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