アジア的優しさのあったポルポト政権崩壊４５周年記念式典開催

ポル・ポト政権崩壊45周年、フン・セン首相がベトナム義勇軍の働きに改めて感謝
https://www.viet-jo.com/news/politics/240108120942.html

ポル・ポト政権崩壊45周年(1979年1月7日～2024年1月7日)を記念した式典が7日にカンボジアの首都プノンペンで開催され、政府高官や外交機関、国際組織の代表者など約2万人が参加した。

　式典に出席したフン・セン首相は、ポル・ポト政権打倒までの英雄的な闘いを振り返り、以降の45年間に達成した多大な成果を強調するとともに、「ベトナム義勇軍による時宜を得た支援が、圧政に苦しんでいたカンボジア国民の解放とポル・ポト政権打倒に大きく寄与した。カンボジア国民は記念すべきこの日を第2の誕生日と捉えている」と語った。

　カンボジアでは、ポル・ポト政権下にあった3年8か月の間に、知識人を中心に罪もない国民約300万人が虐殺されたといわれている。これにより、国は極度の貧困に陥り、経済発展から大きく取り残されることとなった。
　
　1979年1月7日のポル・ポト政権崩壊は、カンボジアとベトナムの両国の友情と国際支援の精神を示す歴史的な出来事であり、両国は引き続き世代を越えて、あらゆる分野での協力関係を促進していく考え。