1000台の車が道路いたらお風呂千回分沸かしてると同じだけど車カスは知ってるの？そりゃ温暖化なるわ

9月の暑さは「完全に常軌を逸していた」──言葉を失う気候科学者たち
https://wired.jp/article/september-record-shattering-heat-climate-change/

今夏の気温は、どの月も平年の平均気温を大きく上回った。なかでも、9月の平均気温は産業革命前の水準より1.8℃も高かった。世界全体の9月の気温は7月並みに高くなっており、地球の気候変動の深刻さが如実に表れていると専門家は指摘する。

世界各地の9月の気温が次々に明らかにされている。いずれも望ましい数値ではない。10月3日、ジーク・ハウスファーザーはX（旧ツイッター）にこう投稿した。「気候科学者として専門家の立場から言わせてもらうと……、9月の暑さは完全に常軌を逸していた」

非営利組織「憂慮する科学者同盟（Union of Concerned Scientists: UCS）」の主席気候科学者を務めるクリスティーナ・ダールは、すぐにこの投稿を読んだという。「もっとうまい表現はないかと机に向かって考えてみたのですが、まったく思いつきませんでした」と彼女は言う。「とにかく衝撃的な暑さだったとしか言えません」

「不安だ、心配でたまらない、狂気の沙汰だ……、ありとあらゆる大げさな言葉を使いたくなりますね」と、気候変動と闘う非営利組織Project Drawdownに所属するシニアサイエンティストのケイト・マーヴェルは言う。「本当にそうなのですから」

気象研究機関「Berkeley Earth」の研究員であるハウスファーザーが作成した下のグラフは、今夏の気温の異常さを示している。どの月も平年の平均気温を大きく上回っているのだ。10年ごとに色分けされた線はそれぞれ、例えば1990年代は黄色といった具合に、過去の記録を表している。2023年の推移を示す黒い実線は、5月以降ほかの年を大きく超えて伸び続け、9月の時点で過去の記録を0.5℃以上も上回っている。

9月の平均気温は産業革命前の水準より1.8℃も高かった。気温上昇幅を1.5℃に抑えるというパリ協定の目標を優に超えてしまったのだ。事の重大さを告げる数々の警告の言葉を紹介しよう。