ヤクザ｢交通違反揉み消せや｣　千葉県警巡査部長｢分かりました！｣　懲戒処分

不適切な交通違反処理で警察官２人を停職などの懲戒処分

http://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20210326/1080014092.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

千葉県警の警察官が去年、千葉市内で起きたスピード違反について、本来、交通反則切符として
処理するところを警告として処理していたとして、停職などの懲戒処分を受けました。

懲戒処分を受けたのは、佐倉警察署交通課に所属する５６歳の男性巡査部長と
県警交通機動隊に所属する５６歳の男性警部補です。
警察によりますと、去年１１月、千葉市内の県道で交通機動隊の白バイ隊員が
法定速度を２０キロあまり超えるスピード違反をした車を運転していた人を取り締まりました。
その際、車を運転していた人が佐倉警察署の巡査部長に電話し、
「スピード違反をしている車はほかにもある」などと訴え、巡査部長が
「取り締まりが適正ではない」などと白バイ隊員に伝えたということです。

報告を受けた交通機動隊の警部補が警告として処理したということですが、
その後、県警本部に「不適切な処理をしている」という通報があり、調査した結果、
本来、罰金などがある交通違反切符と処理するところを警告にとどめていたことがわかったということです。

このため県警本部は２６日付けで、巡査部長を停職３か月、警部補を減給１か月の懲戒処分としました。
また、この巡査部長や警部補、それに、取り締まりをした白バイ隊員など
あわせて５人を犯人隠避の疑いで書類送検しました。

千葉県警察本部の川口光浩首席監察官は「交通指導取締りの重要性について指導・教養を徹底し、
再発防止に努めてまります」とコメントしています。

03/26 19:46