eスポーツ界、今度は未成年のトランスジェンダー女性を差別して炎上

平素よりZETA DIVISION及び弊社所属メンバーを応援頂き、誠にありがとうございます。

このたび、一部のSNSなどでささやかれている「ZETA DIVISION VALORANT GC部門が『2022 VALORANT Champions Tour Game Changers Japan』の出場資格を満たしていないのではないか」という噂について、一切の問題なく出場資格を満たしていることをご報告致します。

噂の発端となっているVALORANT GC部門所属のflappyはトランスジェンダーの女性であり、性自認にあった身体になるために通院の上、ホルモン剤の服用なども行っております。

また、医師からの診断書も発行されており、弊社でも事前に確認をしております。

『2022 VALORANT Champions Tour Game Changers Japan』の出場にあたってはエントリー申請前にRiot Gamesへの確認を幾度となく行っており、診断書など必要な書類を提出の上で審査を受け、正式に参加許諾を得てエントリー申請を行っております。

Riot Gamesは女性やその他マイノリティの性別を含めた多様性のある人々が競技シーンで活躍することを望んでおり、『VCT Game Changers』はそのために新たな機会や輝く場を提供すべく行われています。

弊社としてもRiot Gamesの方針には強く共感するものであり、flappyを含むVALORANT GC部門を設立し、大会に臨みました。

本件につきまして、当事者であるflappyよりトランスジェンダーである旨の公開は事前に承諾を得ておりましたが、flappyが未成年ということもあり本人の身や精神の安全を優先し、公表を控えておりました。

しかしながら、SNS等における風説や虚言が拡大してきたことを受け、一連の事実と経緯を公表しないままでいることが誹謗中傷や選手自身の尊厳を損なう結果に繋がると考え、このたび本リリースを公開する判断に至りました。

ZETA DIVISIONとしても多様性のある社会をesportsの世界においても実現していきたいと考えており、一部の心無い発言には強く憤りを感じております。

特定の人物に対して性的指向や性自認のカミングアウトを強要する行為や、本人の許可なくそれらを暴露するアウティング行為は倫理的にも社会通念上も許されざる行為です。

私達ZETA DIVISIONはこのような発言、行為に対しては断固たる意思を持って対処していく所存です。

厳しい競技の世界でたゆまぬ努力を続ける選手は、すべからく尊敬されるべき存在です。

私達と同じesportsを楽しんでいるファンやコミュニティの皆様には、ぜひ選手に対するリスペクトの心を持って接して頂くようお願い申し上げます。

今後ともZETA DIVISIONならびにVALORANT GC部門をよろしくお願い致します。

https://zetadivision.com/news/2022/08/03/11381