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悪霊「は？」
一人暮らし「髪で顔が見えないけどお母さんだよね？」
一人暮らし「数年前にくたばったのに心配して出てきてくれたんだ…（ｸﾞｽﾝｯ」
悪霊「えぇ…いや…」
一人暮らし「ありがとう、お母さん！これからも見守っててね！！」
悪霊「あ…うん…」
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若干滑ったな
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悪霊「なんかあいつは調子狂うわ…夜の街に出て先に他の奴を呪うか」
OL「ッ～」ﾀﾞﾀﾞｯ
悪霊「なんだあいつは公園のトイレに駆け込んで…漏らしそうだったのか」
悪霊「まぁいい…一つずつ個室のドアを開けて行って諦めたと見せて上から覗いてるあれをやってやる」
悪霊「ｶﾞﾁｬｯ…ｺｺﾆﾊｲﾅｰｲ…ｶﾞﾁｬｯ…ｺｺﾆﾓｲﾅｰｲ」
OLの入った個室「…」
悪霊（ふふ、怖くて声も出ないか）
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どうなる
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みてる
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悪霊（わざと足音を立てて立ち去ったふりをして…霊魂のように飛んで奥の個室の天井に張り付く！）
悪霊（さぁどうだ！上を向け上を！）
OL「…上から視線が…！（ｳｴﾑｷ…」
悪霊（よし、こっちを向い…）
OL「オエーッ！（ｹﾞﾛﾌﾝｽｲ」
悪霊「」
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OL「どうもすみません…酔っていたとは言え顔に向かって吐いてしまうなんて…」
悪霊「いや、呪おうとした私も悪いんで…（ﾌｷﾌｷ」
OL「あ、終電近いんで、それじゃ（ｽﾀｺﾗ」
悪霊「…」
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悪霊「…気を取り直して…あの部屋に住んでるオタクでも呪うか」
オタク「うっほｗｗｗこのアニメは最高ですなｗｗｗｗｗｗｗｗ」
悪霊「こんな夜中に何やってるんだか…とりあえず声でも出して脅かしてやるか」
悪霊「…ｯﾃﾔﾙ…」
オタク「ほ？」
悪霊「ﾉﾛｯﾃﾔﾙ…」
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オタク「うっほｗｗｗｗｗｗｗ美少女の声ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!」
悪霊「へ？」
オタク「PCの向こうの同志たちよｗｗｗｗ拙者16歳くらいの美少女の霊に取り憑かれたみたいですぞｗｗｗｗ」
悪霊（享年28）「なぜ16歳の美少女…妄想力激しすぎだろ…」
PC「はようｐ」「羨ま死刑」「5歳以上はBBA」「パンツ何色？」
オタク「パンツは…ちょっと今確かめてみますよ…ﾃﾞｭﾌﾌ…」
悪霊「いやあああああああああああああああ」
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悪霊「何とか逃げたが危ないところだった…やはりあの一人暮らしを呪うしかないか…」
ガチ悪霊「ｳﾗﾐ…ﾊﾗｻﾃﾞ…ｵｸﾍﾞｷｶ…」
悪霊「な、なんだあいつは？一人暮らしの家に行くぞ…？」
ガチ悪霊「ﾋﾄﾘｸﾞﾗｼ…ｺﾛｽ…ﾉﾛｲﾃﾞ…ｺﾛｽ…」
悪霊「！？」
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一人暮らし「ひ！？ガチ悪霊！？」
ガチ悪霊「ｳﾗﾐ…ﾊﾗｽ…ﾉﾛｲ…ｺﾛｽ…」
一人暮らし「いやあああああ助けてええええええ」
悪霊（あのガチ悪霊なんて強い怨念だ…恨みの力が私なんかより遥かに強い！）
ガチ悪霊「ｳﾗﾐ…ﾊﾗｻﾃﾞ…」
一人暮らし「助けて、お母さん！！！！！！！！！」
悪霊「…！」
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悪霊「なんしてんじゃこらぁ！（ｻﾏｰｿﾙﾄｷｯｸ」
ガチ悪霊「ぐはぁ！？」
一人暮らし「お母さん！？」
悪霊「か、勘違いしないでよね！あんたを呪うのは私なんだから！」
一人暮らし「なにいってだこいつ」
ガチ悪霊「ｼﾞｬﾏｽﾙﾅﾗ…ｵﾏｴﾓﾉﾛｲｺﾛｽ…」
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まさかの物理攻撃
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ガチ悪霊「ｼﾈ（ｺﾞｫ」
悪霊「ぐっ…やはり強い…いったいどんな恨みを残して死んだんだ…」
悪霊「こうなったら私も生前の恨みだけじゃなく…」
悪霊「OLにゲロを吐きかけられた恨みと！オタクに襲われかけた恨みと！」
悪霊「一人暮らしに勝手に母親のいい霊に間違えられた恨みを総動員してやるー！（ｺﾞｺﾞｺﾞｯ」
一人暮らし「！？」
ガチ悪霊「ｸﾞﾊ…ﾅｾﾞﾀﾞ…ﾅｾﾞ…（ﾄﾞｻｯ」
悪霊「ﾊｧﾊｧ…私の勝ちよ！」
ガチ悪霊「ﾅｾﾞｿﾉｱｸﾏｦﾀｽｹﾙ…（ｼｭｳｩ」
悪霊「消えたか…最後の言葉は聞き取れなかったな…なんて言ったんだ…？」
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一人暮らし「あ、あの…」
悪霊「ﾊｧﾊｧ…そういうことだ…私はあんたの母親じゃあない」
一人暮らし「いや…知ってたけど」
悪霊「は？」
一人暮らし「あんたチョロそうだったから、簡単にその気になるかと思ってｗ」
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一人暮らし「厄介なガチ悪霊に狙われててさー、あんたが倒してくれないかなって思ったのｗ」
一人暮らし「バケモンにはバケモンをぶつけんだよ！ｗってねｗ」
悪霊「ﾊｧﾊｧ…まんまと利用されたってわけか…」
一人暮らし「まぁあの恨みの強さに勝てるとは思わなかったけどねｗ」
一人暮らし「あのガチ悪霊…私が殺したんだもん！ｗ」
悪霊「なっ…」
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一人暮らし「隣人だったんだけど、もうすぐ結婚式とか言うんで幸せそうでなんかムカついたからさぁｗ」
一人暮らし「ガチ悪霊を縛り上げてその目の前で婚約者を殺してやったわけｗ」
一人暮らし「泣き叫んでうるさかったからすぐガチ悪霊も殺してやったけどねｗチョー受けた！ｗ」
悪霊「こいつ…悪霊以上の悪魔か…」
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>>1みたいな話見たことある
最後のオチで悪霊がちが～うとか言いながら襖から出てきてお供え物散らすやつ -
一人暮らし「ま、そういうことだから！ｗ用済みのあんたにもそろそろ消えて貰おうかな…ｗ（ｶﾞｻｺﾞｿ」
一人暮らし「ガチ悪霊には効かなかったお札だけど…弱り切ったあんたならこれで十分でしょ！ｗ」
悪霊「ﾊｧﾊｧ…くっ、ここまでか…？」
？？「そこまでだ」
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やっぱ寺生まれは違うなと
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一人暮らし「だ、誰よあんた！あんたも悪霊の仲間なの！？」
チャック・ノリス「失礼な、俺はれっきとしたチャック・ノリスだ。所属はデルタ・フォース…ガチ悪霊とその婚約者殺害の罪で貴様を処刑に来た」
悪霊「あ、あのチャック・ノリス…！？」
一人暮らし「いやだから誰よ！悪霊と渡り合ってきた私がいまさら人間なんかにやられるわけ…」
チャック・ノリス「ﾁｬｯｸﾊﾟﾝﾁ！ﾁｬｯｸｷｯｸ！」
一人暮らし「ぐはぁ！？」
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一人暮らし「な、なんなのこの強さ…」
チャック・ノリス「ブギーマンは寝る前に自分のクローゼットを調べるそうだ…この俺が隠れていないか確かめるためにな」
悪霊「注：ブギーマンとはクローゼットに潜むお化け」
一人暮らし「勝てっこない…外に逃げなきゃ…（ｶﾞﾁｬ」
一人暮らし「！？」
チャック・ノリス「よう、しばらくだな」
一人暮らし「いつの間に回り込んで…！？」
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チャック・ノリス「これで止めだ…（ﾌﾞﾛﾛ」
悪霊「いつの間にバイクに…それにバイクの先端にミサイルが！？」
チャック・ノリス「せいぜい地獄で後悔するんだな…（ﾐｻｲﾙﾊｯｼｬ」
一人暮らし「」
ﾁｭﾄﾞｰﾝ
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悪霊「…あの、ありがとうございます」
チャック・ノリス「気にするな、これが仕事だ…それにしても残虐な奴だった」
チャック・ノリス「本当に怖いのは悪霊よりも、生きている人間なのかもしれんな…」
悪霊（いやいや…本当に怖いのは悪霊でも人間でもなく）
悪霊（チャック・ノリスだよ…これが真実…）
おわり
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ちゃっくのりす恐るべし。。
お疲れさまでした
VIP
僕はアンチヴィーガン活動家がいいと思っている
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