中国、生体を経ない化学工程で二酸化炭素と水素からデンプンの合成に成功　　世界初

実験室でのデンプンの人工合成に初成功
https://m.guancha.cn/industry-science/2021_09_24_608396.shtml

数日前、中国科学院の天津工業バイオテクノロジー研究所（以下「天津工業生物学研究所」という）は、でんぷんの人工合成において大きな進歩を遂げ、
世界で初めて、二酸化炭素からデンプンへのデノボ合成は、実験室で達成されました。
結果は、北京時間の9月24日に国際学術雑誌「Science」にオンラインで公開されました。

「これはまた、私たちが必要とするでんぷんは、ビールの醸造と同様のプロセスを通じて、
将来的に二酸化炭素を原料として生産ワークショップで製造できることを意味します」と天津工業生物学研究所のMaYanhe所長は述べています。

二酸化炭素をメタノールに還元し、次にそれをでんぷんに変換します

でんぷんは人間の食品の最も重要な成分であり、重要な工業原料でもあります。
現在、でんぷんは主に作物が太陽光、二酸化炭素、水を変換する光合成によって作られています。

研究者たちは、二酸化炭素の効率と光エネルギーの利用を改善し、最終的にでんぷんの生産効率を改善することを望んで、
長い間、光合成のライフプロセスを改善するために懸命に取り組んできました。

今回、天津工業生物学研究所の研究者は、電気分解によって生成された二酸化炭素と水素を使用してデンプンを合成するための人工的なルートを作成することに成功しました。
このルートには11のコア生化学反応が含まれ、デンプン合成速度はコーンスターチの8.5倍です。

難しい話はここで
https://www.eurekalert.org/news-releases/928916?language=japanese