人気芸人、広陵野球部を叩くネット民に私見「本人は悪を成敗してるつもりでしょうが…誹謗中傷の加害者です」

タレント・スマイリーキクチ（53）が5日に自身のX（旧ツイッター）を更新。第107回全国高校野球選手権に出場する広陵（広島）の事案を叩くネット民に苦言を呈した。

日本高野連は5日、同校で起きた事案について3月に厳重注意の措置をしていたと発表した。「注意・厳重注意」は学生野球憲章に基づき原則非公表だが、今年1月に暴力などがあったとする投稿がXで拡散。一部報道を受けて対応した。

発表では「学生野球憲章に基づく『注意・厳重注意および処分申請等に関する規則』では、注意・厳重注意は原則として公表しないと定めています」とした上で、「本件は、日本高校野球連盟で3月に審議し、硬式野球部に対し厳重注意の措置をした事案です。学校側から新たな報告があれば、対応いたします」とした。

この件について、キクチは「現在ネット上で加害者を特定したと名前や顔写真が拡散されています。その人物は本当に加害者なのか、情報提供者は何者か、第一に被害者がこの状況を望んでいるのか考えましょう。本人は悪を成敗してるつもりでしょうが、自分自身が“誹謗中傷の加害者”です」と苦言を呈した。