ハトクロの社長、ウィル・スミスを批判「妻が侮辱されて夫が勝手に怒るのは女性の主体性を無視している」

黒澤美寿希 | Mizuki Kurosawa(Le Guillarm)
@m1zuk1kur0sawa
とある友人のホームパーティーで男性が「ねぇ～きみ可愛いね～！」と握手から始まり、腕を撫で回してきた事があって、不快感じていたところ、
側にいた別の男性が「ねぇ君、彼女の夫、目の前にいるよ…。」と気まづそうに言った。
触ってきた男性は慌てて「ごめんね！結婚してるって知らなった」と夫に謝罪し、そそくさと逃げていった。

パーティーの帰り道、わたしは夫にこう責め立てた。
「どうして彼はあなただけに謝るの？謝るのはわたしにじゃない？あなたはなぜ妻に謝るべきと言わなかったの？」
夫は「そうだね。ごめんね。」と言い、わたしたちはこの件を終わらせた。
時が経ち、ウィルがアカデミー賞で起こしてしまった暴行行為をみて、ハッとした。
流れてきた動画からは、彼女があの男性の発言を不快に思ったのかは定かではなかった。彼女は夫に助けを求めたのかも分からなかった。
もし、何も頼んでいないのだとしたら、ウィルは妻を守ろうと彼だけの判断で他者を批判するだけではなく暴行にまで及んでしまった。
彼女の主体性はどこ？
彼女は確かに病気かもしれないけれど、自分の意思を伝えることが出来たかもしれない。
そう思ったら、自分は妻なんだから、夫に守ってもらうのが当然！と思い込んでいたけれど、わたしはあの男性に嫌だとも、やめて欲しいとも言わず、ただ苦笑いし、時が過ぎるのを待っていただけ。
ひとりの人間として、自分を守り、主張するのは自分自身。
それが無理orそれでも無理なら夫に助けを求めるべきだった。
何もしないで夫に責任を負わせ、責め立てるなんてしてはいけなかった。

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女性の主体性の尊重男

NOと言えなかった自分とNOと言わなかったウィルスミスの嫁さんを一緒にするのは自他の境界が曖昧なのでは