自民議員「世界各国は自国に有利なようにEV一辺倒の流れを作っている。日本の自動車産業を守るため流れに乗るべきではない」

EV一辺倒「流れに乗るべきでない」　自民・今枝氏

　世界的に電気自動車（EV）へのシフトが進むなか、2035年までに乗用車の国内新車販売を全て電動車（ハイブリッド車を含む）にする――。日本政府が掲げるこうした目標について、自民党の今枝宗一郎氏が疑義を呈した。

　今枝氏は、自動車のEVシフトについて、「（世界各国は）自国の自動車産業に有利なように『EV一辺倒』の流れを作っているように見える」とする視点を示した。そのうえで「カーボンニュートラル（脱炭素）を目指しながらも、（国内の）自動車産業を守るためにも軽々にEV一辺倒の流れに乗るべきではない」と主張した。

　これに対して岸田文雄首相は、「（政府目標のなかで）電気自動車も有力な選択肢の一つだが、多様な技術の選択肢を追求していくのが基本的な立場。国際競争においても有利な立場を築いていきたい」と語った。

https://www.asahi.com/articles/ASQ217GKMQ21UTFK033.html

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