新しい表現がめっちゃそっこうじみに定着する　文化庁

新しい表現がどれぐらい定着したかは、「他の人が使うのが気にならない」人の割合を通じて分析した。

その結果、「めっちゃ（とても）おいしい」は８０・５％、「そっこう（すぐ）帰る」が６６・８％、「じみに（騒ぐほどではな
いが確かに）痛い」が６２・１％と、一定の市民権を得ていることがわかった。

文化庁によると、「めっちゃ」は主に関西地方の言葉だが、シドニー五輪で女子競泳選手が銀メダルを取った際、
「めっちゃ悔しい」とコメントし、関西出身のお笑い芸人も頻繁に使ったことなどから広がったとみられる。「そっこ
う」とともに、語感が良くて使いやすいことも影響した可能性があるという。

一方、もともと日本各地で使われた言葉で、テレビドラマ「トリック」の決めぜりふとしても知られた「まるっと（そっ
くり全部）」は３６・３％だった。「鬼（とても）かわいい」は２６・１％で、いずれも抵抗感を感じる人の方が多かった。

https://news.livedoor.com/article/detail/20920107/